ビーグルのしつけ~散歩の引き再び~
それは、この仔は、興奮のコントロールが上手く出来ない、
また、クラママ&パパも、クラウスの興奮を抑える事が上手く出来ない・・・です。
ワフさん館内もそうでしたし(「クラウス記念日~多分パート2」参照)、
銀ブラの時もそうでした(「セラピードッグ講習会」参照)。
・・・・・よく考えれば、同行避難訓練以前の話でした・・・・。
ドッグランに行く時もそうです。
早く大好きなランに行きたくて、クラウスは公園に着くと、日頃の「ヒール歩き」を忘れて、グイグイとリードを引っ張ります。
最初はかろうじてヒール歩行
右手にワン友ハケ~ンするや、リードをいきなり後ろにグイ。
これやられると、こちらは大変です。
注意して、ヒールに戻しても、ランが近づいてくると・・・
「前へ、前へ、前進あるのみ!」
注意して、ヒールに戻しても、またワン友ハケ~ンすると・・・
「遊ぼう!遊ぼう!!」
で、ついに叱られる
引っ張ったら立ち止まる、トリーツで褒める方式(「ビーグルのしつけ」参照)でダメなら、
首輪をグイとあげて、クラウスの顎の真下に入れ、
リードを垂直に持って歩きます。
この画像では、よく分かりませんが、
首輪をあげて歩いた直後です。
クラウス、一応、体勢を立て直しています。
この「首輪あげ」方式は、トレーナーさんに教えて頂いたのですが、
そうすると、クラウスは吠えることができす、
また、ヒールで(地面の匂いも嗅がず)歩かざるを得ない状態になります。
もっとも、クラウスにとってはあまり楽しくない散歩になるみたいです。
普段はできることも、テンション鰻昇り↑になると、
クラウスは、コントロールが利かなくなります。
トレーナーの先生もその点憂慮されていて、
次回のトレーニングは、わざと遊びたいのに遊べないストレスフルな状況を作り、そこで大人しくするトレーニングをしましょうとご提案頂きました。
クラウスを良く見て下さっていて、本当に有難いです
しかし、しつけは本来、飼い主の責務。
そこで、クラママ&パパは、クラウスが空腹で、
かつ眠くもなく、疲れてもいない元気いっぱいの状態の時に
彼が行ったことのない道を通り、足をのばして、
行ったことのないカフェに行くことにしました。
まずは、ヒール歩行
(ちなみに、このビーグルTは一度クラウスに破られたのですが(「クラウスとクラママ受難の日」参照)、
お気にだったので、再び買いました)
ね、リードが緩んだ状態で歩けてますでしょ?
イル・キャンティーに到着
テラス席は、ワンちゃん同伴OKです。
おやつ代わりにエクストラ・コールドとピザ・マリナーラを注文
マリナーラには、チーズを振り掛けてくれます。
「ビーグルには超ト級のこの匂い。我慢できまてん」
実力行使が奏功しないとみるや、懐柔策・・・(どこかの国みたい・・・)
「ママぁ~頂戴」
←あげないよ。
「僕、こんなに可愛いでつよ?」
←あ・あ・あげないよ・・・・。
「あっ。『伏せ』でちたね、いやぁ、僕とちたことが・・
こりゃ旦那、お人が悪い、それならそうと早く言って下ちゃれば・・・
はい『伏せ』ね、フ・セ。やるからおすそ分け下ちゃいでつゥ。」
← お利口さん♥だけど、ピザはあげないよ。鶏胸肉ジャッキーだけね。
ピザは大変美味しかったです♥
また、この時期、テラス席は気持ち良いです。
それに、店長さん(かな?)が、ビーちゃんに理解ある方だったので、
クラママ&パパはホッとしました。
ただ、まだ、虫がいるので、肌を出す服を着ている場合、虫除けを塗っておいた方が良いかも。
あと、テラス席の横の道は、スポーツジムに通じています。
植木で隠れて直接まるっとは見えませんが、ジムに行く人が通りますから、
時間帯によっては、知らない人や子供さんにシャイな仔は要注意かも・・・です。
クラウスも最初は少々暴れ、吠えも2~3回出てしましたが、
クラママ&パパがピザを食べている間は大人しくしていられました。
前に感じた疑惑(「カフェにおける赤い疑惑」参照)は杞憂だったようです。(^_^)
(勿論、パーフェクトではありませんが、進歩はしています)
このキャンティーの近くが小川や噴水のある小公園になっていまして、
そこを散歩すると・・・・・
「川ぁ~。入るゥ、入るゥ。」
←ダメ
「噴水ぃ~。入るゥ、入るゥ!!」
←ダメっていったらダメ。
「僕がプールに入った時は、ママ&パパ喜んだのに(「プール・プール・プール」参照でつ)
なぜ、ここは叱られるんでつか?」
←人間というものは、矛盾と不条理に満ちているものだからだよ。
「どうしても、どうしてもダメでつか?」
「じゃ、せめて、端を歩くだけ・・・・」
周囲にいた散歩中のワンちゃんは、
皆、お行儀よく歩いていたというのに、クラウスは、「遊ぼう、遊ぼう」
と吠えてしまいました(よそ様のお子様にも・・・・)
クラママ&パパは平蜘蛛になって誤りましたが(本当に申し訳ございませんでした)・・・。
新しい道は、クラウスにとって、これほどエキサイティングな物だったのですね・・・。
これから、新しい所にクラウスドシドシ連れて行って、慣らさねば・・・・・。
しつけがしっかりと入り、トレーナーの先生から
「もう、クラウス君は大丈夫ですね」とお墨付きが出たら、
謝恩会をやろうという話になっておりまして、場所まで決まっているのですが、
さてはて、いつ謝恩会が出来るやら・・・・・・・。
クラウスが2~3歳になったら、弟ビーちゃんを迎えるつもりなのですが(名前まで決まっている)、
この分だと、謝恩会と同時に「弟ビーちゃんのトレーニング」をお願いします。
ということになりそうです・・・・・。
「人間だって、テンションあがってアホやるのに・・なぜ僕だけ言われるんでつか?」
←そりゃ、人間は結構自分勝手なものだから・・・・。